ローコスト住宅として急成長している秀光ビルドですが、どのような住宅会社なのかリサーチしました。
住宅会社選びの参考にしてください。
その他の住宅会社も参考の為ご覧ください>>住宅会社一覧
会社概要
会社名:株式会社 秀光ビルド
設立日:1991年10月8日
本社所在地:石川県加賀市山代温泉29戊54番地
分類:ハウスビルダー
営業エリア:富山県内、石川、福井、長野、大阪、兵庫、滋賀、京都、奈良、和歌山、徳島、香川、高知、岐阜、愛知、三重、静岡、宮城、福島(公式サイト表記順)
年間着工数:約120棟(富山県内)
秀光ビルドの特徴
秀光ビルドの特徴は価格が安いことです。
これに尽きるといってもいいでしょう。
他のローコスト住宅を謳う住宅会社に比べても、さらに安いです。
予算が少なく、限られた資金の中でしか建てられない場合、秀光ビルドはぴったりといえます。
秀光ビルドの強みやこだわり
坪単価が安いと評判の秀光ビルドですが、どのようにして価格を抑えているのか調べてみました。
まず、知り合いの大工に工事の様子を聞いたところ、「粗悪な材料を使っているということはない」とのことです。
「もしかすると安い輸入品の木材を使っているのではないか」との見解でした。
営業マンにも値段が安いカラクリを尋ねたところ「人件費を極力削っている」とのことで、 建築士は平日のみの勤務で土日に訪問をして打合せをすることはないそうです。
営業マンの人数も最低限の確保で顧客に対応しているとも言っていました。
もちろん下請けの大工も安いとことを使いコストダウンを図っています。
このようにして秀光ビルドは安い価格を実現しています。
秀光ビルドは欠陥やトラブルが多いのか?
人件費を削っている秀光ビルドですが、しっかりとした知識や経験のある人材が家づくりを行っているのでしょうか。
実際に建てた人や関係者から話を聞いたところ、欠陥やトラブルは他の住宅会社より多いとのことです。
日本の多くの地域で家を建てているので、このような報告が多くなってしまうのも要因かもしれませんが、どのようなケースがあったのかを紹介します。
秀光ビルド、最悪です。
設計はミスばかりで施工もミスばかりでした。
施主にどれだけ手間をかけさせ不安にさせるのでしょうか?
入居後に大掛かりな修理がありました。
設計段階で気づかないのでしょうか?
まともに図面を書ける設計士が少ないとしか思えません。
担当者のミスが多く話が進まない。
1回言ったことはしっかりと直してほしい。
2回も3回も同じやり取りをさせられ完成まで予定よりかなり遅れました。
工事にミスがあり直してもらいましたが、どうしてこのようなミスが起きるのか聞いても返答はありません。
わざと手抜きをしているようにしか思えません。
このような欠陥やトラブルの報告がありました。
建てている件数も多いので、このような事例は少なからずどこの住宅会社でもあります。
しかし、人件費が安いということで仕事の意識が低い人材が多いというのは確かにあると思います。
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秀光ビルドの性能
トラブル報告の多い秀光ビルドですが、その家の性能はどうなっているのでしょうか。
安いとはいえランニングコストがかかってしまっては意味がありません。
気密性と断熱性の数値として確認していきましょう。
C値
気密性能を表すC値ですが、その数値は、
Q値=5.0
という数値でした。
この数値は実際に建てた人の数値になります。
C値は間取りによって異なるので注意が必要です。
富山の次世代省エネルギー基準が、C値=5.0なのでギリギリ基準をクリアしていることになります。
この数値は最低限の数値なので、「気密性は全くない」といってもいいでしょう。
何十年前に建てた家に比べればいいかもしれませんが、これほど気密性が取れていないのは問題だと思います。
Q値
断熱性能を表すQ値ですが、その数値は、
Q値=2.4
という数値です。
この数値も実際に建てた人の数値になります。
C値同様に、間取りによって異なるので注意が必要です。
富山の次世代省エネルギー基準数値がQ値=2.7なので、この数字はその基準よりも若干断熱性が高い程度です。
この次世代省エネルギー基準の数値は最低ラインだと思ってもらっていいです。
他のローコストを謳う住宅会社でも、これほど悪い数値を出しているところはほとんどありません。
値段に見合った断熱性といえます。
気密性と断熱性まとめ
秀光ビルドはローコスト住宅なのでもちろん高気密高断熱の住宅にはなりません。
しかし、数値で見れば見るほど性能の低さが顕著にわかります。
タカノ一条ホームは坪単価が高いので比較対象にはなりませんが、セキホームや山下ホームなどは富山でも高気密高断熱を謳い、人気のある住宅会社です。
予算を上げ、後々かかる光熱費などのランニングコストを抑えるのも、長い目で見れば節約につながります。
秀光ビルドのデザイン
秀光ビルドはローコスト住宅ですので、もちろんデザインにこだわるのは難しいです。
しかし、他のローコスト住宅では「この仕様は替えれません」と言われるところ、秀光ビルドでは柔軟に対応してもらったというケースもあります。
お金をかけないことも必要ですがこれから住む家なので、少しはお金をかけ愛着を持てるようにすることも重要です。
秀光ビルドの坪単価
ローコスト住宅の中でも性能のよくない秀光ビルドですが、実際の坪単価はというと、坪単価35万円から45万円といわれています。
ネットでの口コミや評判には、実際に建てた人の坪単価などがあまり記載がないのでこの価格を目安にしてもらえればと思います。
秀光ビルドは他のローコスト住宅よりも安く建てられるような印象を受けます。
性能があまりよくないのでこの価格以上だと逆にびっくりです。
値引き
秀光ビルドを含めローコスト住宅はほとんど値引きがありません。
しかし、秀光ビルドで建てた人の中には最後の段階で値段を引いてもらえてという人ともいます。
そのためにはしっかりと他の住宅会社で相見積もりを取り、相手へプレッシャーをかける必要があります。
是非とも他の住宅会社の相見積もりを用意しておきましょう。
秀光ビルドのアフターメンテナンス
次は秀光ビルドのアフターサービスをみてみましょう。
秀光ビルドでは他の住宅会社同様に、無償定期点検期間があります。
- 半年点検
- 1年点検
- 2年点検
- 5年点検
- 10年点検
となっており、建ててから10年間は定期的に点検をしてもらえます。
ですが、このアフターメンテナンスは他の住宅会社より少ないです。
アフターサービスは過度に期待しないようにしましょう。
秀光ビルドの口コミや評判
欠陥やトラブルが多いことをページの最初にでも述べましたが、その他の口コミや評判もし調べてありますので紹介していきます。
悪い口コミや評判もありますが、いい口コミや評判ももちろんありました。
秀光ビルドは欠陥住宅だとか言われていますが、私の建てた家はそんなことはありませんでした。
とにかく安くたてれたので満足しています。
お金がないのでここで建ててよかったと思っています。
安さに魅力を感じ秀光ビルドで建てました。
検討していたほかのローコスト住宅より安かったです。
対応などは気になるところが多々ありましたが安かったので良しとします。
秀光ビルドで建てましたが、アフターサービスがいまいちです。
定期点検もろくに来ません。
安い住宅会社なので建てたらおしまいとの考えなのでしょうか?
欠陥住宅じゃないのを祈るしかないです。
内装が思ったよりも安っぽいです。
値段相応と言えばそうですが、もっとお金をかければよかったと思います。
早いうちにリフォームを検討しています。
冬は寒く夏は暑い家です。
秀光ビルドで家を建てましたが、光熱費が多くかかって仕方ありません。
次があるなら高気密高断熱の住宅会社でお願いしたいです。
毎月の電気代が馬鹿になりません。
秀光ビルドの口コミを見ると、なんでこんなに悪い口コミが多いのか、家を建てるのが不安になりました。しかし、私の場合は実際の営業マンの話を聞くと、そんな不安はなくなりました。秀光ビルドが安い理由や他のメーカーが高い理由など、細かく教えてくれました。話しを聞くと、高いメーカーが合う人や、逆に安いメーカーが合う人がいるようです。予算も少なく、それほど家に拘りもない私たちみたいな人は秀光ビルドなどの安いメーカーがいいそうです。安いから悪いというわけではなく、自分に合ったメーカーを選ぶことが重要だと思います。
秀光ビルドだけが欠陥住宅?どこの住宅会社も欠陥住宅だらけですよ?個人的には要望と違うところ1つでもあれば欠陥住宅と思ってます。でも他の口コミでもあるように雨漏りとか、家が傾くとかはちょっとレベルが違いますね。地盤調査をしっかりやってないのでしょうか?施工に手抜きがあるのでしょうか?素人目には全く分かりません。図面を見せられても実際の施工が違ってるなんてこともあります。壁の中がどうなっているのか、天井裏がどうなっているのかなんて、立つ前に見つけるしかありません。わざとじゃないにしても下請けのミスなんてこともよくあります。人間が行うことに完璧はありまでん。ヒューマンエラーは付きものです。それを防ぐには毎日現場に行き、自分の目で確かめることですが、難しいですね。職人が間違っているかなんて建築に詳しくないと見つけれません。
欠陥やトラブル以外にも、このような口コミや評判がありました。
やはり値段相応の安い住宅というのを念頭においておく必要があります。
中には建ててよかったという口コミもありました。
一概に、悪い住宅会社とはいえません。
中には親切であったり丁寧な人もいるのが伺えます。
秀光ビルドはどこと比較するべきか
では、秀光ビルドを比較する場合はどこと比較をすればいいのでしょうか。
秀光ビルドは価格の安さが売りといえます。
比較をするなら他の「ローコスト住宅」を謳う住宅会社でしょう。
坪単価で比較する場合は、全国規模の住宅会社だと、タマホームやレオハウス。
このあたりが、ライバルとなりうる住宅会社だといえます。
それぞれリサーチしてありますので、是非参考にしてください。
秀光ビルドのまとめ
秀光ビルドの魅力は値段が安いことに尽きます。
他は期待しない方がよさそうです。
悪い噂が多くありますが、すべてが真実だとは限りません。
参考までと考え、最終判断は自分でしっかりと決めましょう。
実際に契約を行う前に、必ず他の住宅会社と比較検討をする事をおすすめします。
各住宅会社によって価格やサービス、保証などが異なりますので、比べる事で自分に合ったところを選択する事が可能です。
その際には、一括見積もりサイトなどを利用すると、余計な時間をかけずに簡単に比べる事ができます。
3分ほどで終わります。
価格交渉のための相見積もりにもなるので、是非活用してください。
これは「タウンライフ家づくり」という無料の家づくり支援サイトです。
依頼のやり方などについてはこちらにまとめてあります。
悩んでいるようなら是非参考にしてください。