「パナソニックホームズ」というよりも「パナホーム」と聞いた方がピンとくるかと思います。
2018年4月1日にパナホーム株式会社からパナソニックホームズ株式会社へと社名を変更しています。
そんなパナソニックホームズについてまとめてありますので、今後の住宅選びの参考にしてください。
その他の住宅会社も参考の為ご覧ください>>住宅会社一覧
会社概要
会社名:パナソニック ホームズ株式会社
設立日:1963年7月1日
本社所在地:大阪府豊中市新千里西町1丁目1番4号
分類:大手ハウスメーカー
営業エリア:全国
年間着工数:6,300棟(全国)
パナソニックホームズの特徴
パナソニックホームズの特徴はズバリ「パナソニック」です。
日本人なら誰でも知っているパナソニックが手掛ける家づくり、その「パナソニック=品質」がいいというブランド力が一番の魅力といえます。
パナソニックホームズ以外の住宅会社では、住宅に必要な設備を様々なメーカーから取り寄せます。
しかし、パナソニックホームズは住宅を自社製品のみで建てることができます。
他の住宅会社では絶対に不可能ですし、建てた後の電化製品や太陽光なども提案をしてもらうことができるので、住宅以外のことについてもとても心強いです。
パナソニックホームズ以外で住宅を建てた人でも、キッチンやトイレなどをパナソニック製品にしている人もいますが、パナソニックホームズで建ててキッチンやトイレもパナソニック製品でそろえる方が、結果的には安く仕上げることも可能です。
パナソニックホームズの強みやこだわり
パナソニックホームズの強みは特徴とも被りますが、全てパナソニックで建てることができるということです。
パナソニックの設備は他の住宅会社で選ぶと「高い」というイメージがありますが、パナソニックホームズの場合はPB(プライベートブランド)であるので、他社よりも安く設備を仕入れることができます。
「パナソニック製品が好き」という人は是非ともパナソニックホームズで建てることをおすすめします。
パナソニックホームズの弱みやデメリット
パナソニックホームズでもマイナス面があります。
当たり前のことですが、
「パナソニック製品が好きじゃない」
「パナソニック以外のメーカーの設備を導入したい」
という人には向いていません。
パナソニックホームズを選ぶ意味がないといってもいいでしょう。
独自の構造や断熱、遮音にもこだわってはいますが、結局のところはパナソニック製品が好きかどうかです。
住宅自体がパナソニック製品と言ってもいいぐらいです。
この点を考えれば自分にパナソニックホームズが必要かが見えてくるはずです。
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パナソニックホームズの性能
パナソニックホームズでは「家まるごと断熱」と謳っています。
これは床下の温度を一定に保つことによって温度を安定させるというような方法だと公式サイトには書かれています。
ですが、このような説明も必要ですが数値としてしっかりと比較検討する必要があります。
C値とQ値を調べていますので参考にしてください。
C値
気密性を表すC値ですが、パナソニックホームズでは数値を出しておりません。
次世代省エネルギー基準のC値=5.0を目安に作られているといわれています。
C値=5.0を少し下回る数値だと思っておきましょう。
気密性を求めるなら他の住宅会社を選ぶのがよさそうです。
Q値
断熱性を表すQ値ですが、パナソニックホームズの数値は、
Q値=2.0
です。
この数値は高断熱とはいえない数値です。
気密性同様に他の住宅会社だともっといい数値を出しているところはたくさんあります。
高気密高断熱の家を建てたいという場合はパナソニックホームズでは力不足でしょう。
「断熱材など変更して性能を上げれるのか?」と営業マンに聞いたことがありますが、「難しいです」という回答しか得られませんでした。
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パナソニックホームズの坪単価
パナソニックホームズの坪単価は、70万円~80万円です。
これは実際に建てた人にアンケートを取った結果となっていますが、ラインナップや間取り、施工面積によっても違ってきますので参考程度に考えてください。
もちろん、こだわればもっと坪単価は高くなりますし、妥協すれば下がります。
地域によっても若干違いますので、詳しい価格設定は営業マンに確認を取ってください。
値引き
パナソニックホームズはパナホームから社名がかわり、それほど経っていません。
話によると「売り上げ実績や着工数を増やしたい」と、かなり力を入れているそうです。
ですので、値引きももちろんあります。
少しでも多くの値引きを引き出すためにも、他の住宅会社の見積もりを必ず用意しておいてください。
相見積もりを用意するのが最も重要なことです。
パナソニックホームズのアフターサービス
パナソニックホームズにもアフターメンテナンスはしっかりとあります。
公式サイトには60年の長期保証延長システムとあります。
延長システムということで、15年目、20年目、30年目、40年目、50年目に有料のメンテナンスをする必要があります。
パナソニックホームズのアフターサービスは特段優れているというわけではなく、他の住宅会社と同等のものです。
可もなく不可もなくといったところでしょう。
パナソニックホームズの口コミや評判
パナソニックホームズの実際の口コミや評判を集めました。
私の主観ではなく建てた人のものになります。
パナソニック製品が好きなので、パナホーム(パナソニックホームズ)で建てました。
最初はパナソニックというだけで決めましたが、担当してくれた営業マンの人の知識が豊富で、いろいろと提案してくれました。
私たちが気付かないことや間取りについてもアドバイスをくれたのでとても助かりました。
パナホーム(パナソニックホームズ)で建てましたが、結果的には予算オーバーしました。
高かったです。
大手ハウスメーカーなので覚悟はしていましたが、他よりも安いという口コミもあったのですが高かったです。
確かにこだわった部分もあったんですが少し残念です。
他の住宅会社と悩みました。
そこも大手のハウスメーカーです。
最終的には値引きをしてもらえたのでパナソニックホームズに決めました。
パナソニック製品が安く付けられ、国産メーカーなのでて安心です。
周りであまり建てている人がいませんでしたが、営業マンがしっかりしていたのでここに決めました。
他のハウスメーカーでは新人のような人が担当だったので頼りなくやめました。
間取りの打合せなど、少し手間取りましたが最終的には納得できる提案があったので満足しています。
パナソニックホームズでのトラブル報告
欠陥住宅となるのは誰だっていやなことです。
しかし、パナソニックホームズでもいい評判だけではありません。
ネットで見つけたトラブル報告の一部を紹介していきます。
- クロスが貼り直されたあとがある
- クロスの継ぎ目が2、3ミリほど空いている
- フローリングのクッションフロアが斜めになっている
- キッチンのシンク、バルコニーの手すりや窓のサッシ、洗面台、ドアノブなどに引っかき傷が多数ある
- 窓やドアの枠が5ミリ~1.5センチほど内側あるいは外側に反っている
- パナホームは口約束をしますが後から「言っていない」と言ってきます録音などで証拠を押さえるのをおすすめします
このような書き込みがありました。
全部が真実とは限りませんが、注意しておいて損はありません。
パナソニックホームズのまとめ
パナソニックホームズ(パナホーム)はパナソニック製品好きなら是非選んでほしい住宅会社です。
しかし、構造やその他の点においては他の住宅会社と差別化があまりできていません。
独自の工法などがありますが、それはどこの住宅会社も取り組んでいることです。
工法の名前が違うだけなど、大差ありません。
パナソニックホームズは高気密高断熱というわけでもないのでその点も注意が必要です。
実際に契約を行う前に、必ず他の住宅会社と比較検討をする事をおすすめします。
各住宅会社によって価格やサービス、保証などが異なりますので、比べる事で自分に合ったところを選択する事が可能です。
その際には、一括見積もりサイトなどを利用すると、余計な時間をかけずに簡単に比べる事ができます。
3分ほどで終わります。
価格交渉のための相見積もりにもなるので、是非活用してください。
これは「タウンライフ家づくり」という無料の家づくり支援サイトです。
依頼のやり方などについてはこちらにまとめてあります。
悩んでいるようなら是非参考にしてください。