富山県で高気密高断熱を謳っている住宅会社は多くあります。
しかし、実際のところは富山の次世代省エネルギー基準を超えているだけのところがほとんどです。
そのような住宅会社に騙されないように数値で判断するのをおすすめしています。
このランキングは気密性と断熱性をもとに作成しており、気密性を表すC値と断熱性を表すQ値の数値で調べてあります。
また、C値やQ値の数値に対するコストパフォーマンスも加味しています。
その他のランキングも参考にしてください。
>>富山の住宅会社をランキング形式で紹介
ランキング以外の住宅会社一覧もあります。
>>富山で建てることのできる住宅会社一覧
気密性断熱性ランキング
それではランキングを見てみましょう。
1位から順番に発表します。
1位:セキホーム
第1位はセキホームです。
気密性と断熱性の数値は以下の通りです。
C値=1.0以下
Q値=1.61
富山で高気密高断熱を謳う住宅会社で、最もコストパフォーマンスが高いのがセキホームです。
初期投資を抑えて、ランニングコストも抑えられるのが最大の特徴です。
もちろんコストパフォーマンスだけではなく、トップクラスの性能を誇り「限られた予算の中で性能を重要視したい」という人から、多くの支持を得ています。
性能を上げる要因として他と差別化ができている点は、外張り断熱を採用していることだけではなく、基礎まで断熱材を使用していることです。
冬になると足元が冷えるというのは、基礎の部分からの冷気にも原因があります。
基礎ごと家全体を包むので、高い断熱性能を実現しています。
セキホームの詳細はこちら>>セキホーム
2位:タカノ一条ホーム
第2位はタカノ一条ホームです。
気密性と断熱性の数値は以下の通りです。
C値=0.59
Q値=0.5
富山県でも断トツの気密性能、断熱性能です。
性能を上げるために外張り断熱と内断熱(充填断熱)のダブル断熱を採用しています。
これに加え、全館床暖房や外壁がタイル張りであったりと、どうしても坪単価が高くなってしまいます。
少々オーバースペック気味のタカノ一条ホームですが、他の住宅会社で同じ仕様にするとなると、これ以上の価格になってしまうのも事実です。
ランニングコストは低くなりますが、初期投資にかなりの額がかかってしまいます。
坪単価が高くなってしまうが故に、1位ではありません。
実際のところタカノ一条ホームでは、初期投資を抑えるために施工面積を35坪以下にしている人が多くいます。
タカノ一条ホームの詳細はこちら>>タカノ一条ホーム
3位:山下ホーム
第3位は山下ホームです。
気密性と断熱性の数値は以下の通りです。
C値=0.45
Q値=1.67
山下ホームの数値は1位のセキホームとあまり変わらないように思えますが、断熱性能が若干劣っています。
ですが、気密性や断熱性が低いわけではなく、県内トップクラスの性能を持っていますので誤解はしないでください。
山下ホームは間違いなく県内でもトップクラスの高気密高断熱ですが、それだけに特化しているわけではなく、健康住宅としても力を入れています。
しかし、漆喰を使うなど自然素材を多く取り入れていますが、高気密高断熱だけで考えている人はお金のかかる漆喰よりも、クロスを好む傾向があるようです。
健康住宅は数値などで計れる要素が少なく、数値で判断をしがちな性能重視の人からの支持は少ないようです。
山下ホームの詳細はこちら>>山下ホーム
高気密高断熱の性能ランキングまとめ
1位がセキホーム、2位がタカノ一条ホーム、3位が山下ホームという順位になりました。
「冬は暖かく夏は涼しい家」を求めるならこの3社で比較検討するのがいいでしょう。
予算や好みなど、高気密高断熱を求めるにしても違いがあります。
また、各住宅会社によって価格やサービス、保証などが異なりますので、比べる事で自分に合ったところを選択する事が可能です。
その際には、一括見積もりサイトなどを利用すると、余計な時間をかけずに簡単に比べる事ができます。
多くの住宅会社を見ることにより、自分の理想を叶えてくれるところはきっと見つかります。
3分ほどで終わりますので、是非活用してください。