SHOEIの家は正栄産業の建築部門です。
正栄産業は建築部門以外にも飲食店など幅広い経営をしています。
そんなSHOEIの家ですが、どのような特徴があるのかをリサーチしました。
坪単価や口コミ、評判も調べてありますので住宅会社選びの参考ししてください。
その他の住宅会社も参考の為ご覧ください>>住宅会社一覧
会社概要
会社名:正栄産業株式会社
設立日:1998年12月2日
本社所在地:〒939-8211 富山県富山市二口町5丁目10-6
分類:工務店
営業エリア:富山県内
年間着工数:約80棟
SHOEIの家の特徴
SHOEIの家の特徴は気密測定と耐震診断を全棟行っているところです。
特に耐震診断に至っては「起振器」で実際に建物を揺らし、耐震強度を測定しています。
万が一、地震に弱い部分があった場合は無償にて補強を行ってもらえます。
建てた後の地震などによるトラブルを防ぐためにも助かり、現在このように現場で耐震強度を調査しているのは富山でSHOEIの家だけです。
また、1998年に設立された住宅会社で今後のことを考えると少し不安も残りますが、建築事業部やインテリア事業部だけではなく、飲食事業部や介護事業も行っています。
「建築事業がなくなるということはない」と営業マンは言っていましたが、もしもの時でも他の事業部があるので、そこで会社を存続させることが可能です。
建築途中で倒産というリスクが少ないの安心材料となります。
SHOEIの家の強みやこだわり
SHOEIの家は気密測定や耐震診断を行ってくれ、性能面で安心感があります。
これに加え、SHOEIの家では床下冷暖房を得意としています。
展示場や多くの完成見学会に参加しましたが、ほとんどの住宅で床下冷暖房を取り入れています。
床下冷暖房を多く取り付ける理由として気密性が高いこと以外に、エアコンが天井付近にむき出しになっているのは、部屋の景観を損ねるというのが大きな理由のようです。
あまり他の住宅では床下冷暖房を取り入れていないので、不安な人も多いと思いますが気密測定をしっかりと行っているので冷暖房の効きは十分といえます。
SHOEIの家の弱みやデメリット
SHOEIの家の冷暖房器具は他ではあまり採用をしていない「床下冷暖房」といいましたが、逆にその床下冷暖房が弱みともなってしまいます。
現在の冷暖房の普及率はエアコンが断然高いです。
床下冷暖房はまだまだメジャーな設備とはいえません。
今後、各メーカーが撤退してしまえば部品の交換やメンテナンスなどが困難になってしまいます。
おそらく大丈夫とは思いますが、不安要素の一つです。
SHOEIの家の性能
気密測定や耐震診断を行っているSHOEIの家のですが、その性能はどの程度のものなのでしょうか。
数値でとしてしっかりと確認しておきましょう。
C値
SHOEIの家は全棟で気密測定をしています。
期待のできる気密性能ですが、気密性を表すC値の数値は、
C値=0.6
です。
実際に測定した住宅の数値になるので、この数値を保証するというものではありません。
この数値は、富山の次世代省エネルギー基準の数値を大きく下回っており、高気密といえます。
富山県内でもかなりいい数値を出していますが、富山県内では他に、山下ホームやタカノ一条ホーム、鷹栖建工などが高い気密性を実現しています。
Q値
次は断熱性能を表すQ値ですが、SHOEIの家の数値は、
Q値=1.8
です。
富山の次世代省エネルギー基準のQ値=2.7を大きく上回ってるように感じますが、この数値は高断熱とはいえません。
C値がいい数値なだけに少し残念です。
高い断熱性を求めるなら、C値で紹介をした住宅会社以外ではセキホームがおすすめです。
耐震や制震
SHOEIの家では耐震診断も行っていますが、地震に耐える「耐震」だけではなく、地震の衝撃を軽減する「制震」も取り入れています。
制振装置を使うことにより、耐震だけでは補えない場合でも倒壊などから住宅を守ってくれます。
しかし、耐震等級などについては公式サイトに記述がありませんでした。
その点の不安が少し残ります。
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SHOEIの家のデザイン
内装については他の住宅会社と比べ特に変わったところはありません。
施主の好みによって違いはありますが、どれも無難なもののように感じます。
内装など中のデザインを懲りたい場合はネイエ設計事務所などがデザイン性が高くおすすめです。
SHOEIの家の外壁については、ガルバリウム鋼板を使っているものがとても多いです。
今はモダンな家の人気があるのも要因の一つだと思いますが、SHOEIの家では多く施工しているのでそのノウハウが多く蓄積されていると思います。
ガルバリウム鋼板は特に珍しいわけではありませんが、床下冷暖房とガルバリウム鋼板が気に入ればSHOEIの家はぴったりだといえます。
SHOEIの家の坪単価
性能について多く解説をしてきましたが、坪単価についても調べてあります。
営業マンや実際に建てた人の話を聞くところ、坪単価60万円台が一番多いようです。
施工坪数やオプションによっても違ってきますので、参考の坪単価と考えてください。
値引き
SHOEIの家で値引きをしてもらったという人の話も聞きます。
しかし、ただ単に「値段を下げてほしい」と言ってもなかなか有利に交渉を進めることができません。
そこで他の住宅会社でも相見積もりを取り、他と迷っているということをアピールしましょう。
営業マンにとっても契約まであと一息なので、値引きのカードを切りやすくなります。
相見積もりを取る場合は、SHOEIの家よりも若干安い住宅会社で取り、プレッシャーをかけましょう。
SHOEIの家のアフターメンテナンス
SHOEIの家のアフターサービスは他の住宅会社と比べて特徴的です。
建てた後メンテナンスは、
- 6ヵ月定期点検訪問
- 1年定期点検訪問
- 2年定期点検訪問
- 3年定期点検訪問
- 5年定期点検訪問
- 10年定期点検訪問
上記だけを見ると普通のように感じますが、「SHOEI CLUB」や「エスコートハウスオーナー会」といった2つのオーナーズクラブを用意してあります。
SHOEI CLUB
SHOEI CLUBでは、飲食事業部の強みを活かし、
- ACTUS富山店
- ACTUS金沢店
- とりでん二口店
- とりでん上飯野店
- クレオン
- スーホルムカフェ+ダイニング
- 大衆居酒屋FLAT+
- そば居酒屋 集
- ガラスカフェClie
を10%OFFで利用できます。
これは「SHOEI CLUB メンバーズカード」を提示すれば家族の誰でも利用が可能です。
エスコートハウスオーナー会
エスコートハウスオーナー会では、これからSHOEIの家で建築を考える人に向けたアピールのため、自分の家を見せるというものです。
- 完成したお家の写真撮影をさせていただき、アルバム&データ贈呈
- 「引越しました」ハガキの作成サービス
- エスコートハウスオーナー会のパーティご招待(年1回)
以上のような特典がありますが、「他の人にあまり見せなくない」という場合は加入しなくても構いません。
SHOEIの家の口コミや評判
性能や坪単価、アフターサービスについて解説してきましたが、実際の口コミや評判はどのようなものがあるのか調べましたので見てください。
床下冷暖房が気に入ってのでSHOEIの家で建てました。
住んでみると床下から暖房が出るので暖かく、満足しています。
普通のエアコンより快適です。
SHOEIの家のは床下冷暖房を入れてみたかったので決めました。
冬は足元が暖かくいいのですが、夏は足が少しひんやりする気がします。
冷え性ではないのでいいのですが、冷え性の人だと靴下を履くなりの対策が必要になるkもしれません。
SHOEIの家で建てましたが、アフターメンテナンスについて詳しいことが公式のページに書いてなかったので不安でしたが、営業マンに色々聞くうちに不安はなくなりました。
割引があるのでとりでん二口店にはよく行きます。
いい家がて建てることができ、安くご飯も食べれるので嬉しいです。
日経ホームビルダーに出てる記事で利益率が日本でトップでした。
特に高い気はしませんでしたが、建てた後に知ったのでびっくりしました。
ですが、いい家が建てることができたのでよかったです。
このような口コミや評判がありました。
床下冷暖房については賛否両論のようで、自分のライフスタイルなどによって検討するのがよさそうです。
SHOEIの家ではもちろん普通のエアコンを取り付けることも可能です。
利益率についての口コミや評判もありましたが、飲食事業部もあるのでこの利益も含んでいるように感じます。
住宅の利益率よりも飲食店の利益率のほうがはるかに多いので、これが要因だと考えられます。
SHOEIの家のまとめ
SHOEIの家について解説をしてきましたが、床下冷暖房が他と差別化をしているポイントとなります。
他には気密測定や耐震診断も行っているので、住宅を性能として把握しやすいです。
しかし、断熱性に関してはそれほどいい数値ではありません。
可もなく不可もなくといったところです。
アフターサービスも飲食店の割引などがあり、他にはないようなサービスもあります。
SHOEIの家では床下冷暖房や気密測定、耐震診断と、他ではあまり取り入れていないものが多いです。
特に床下冷暖房が気に入れば、検討の1つとして候補に挙げてもいいと思います。
実際に契約を行う前に、必ず他の住宅会社と比較検討をする事をおすすめします。
各住宅会社によって価格やサービス、保証などが異なりますので、比べる事で自分に合ったところを選択する事が可能です。
その際には、一括見積もりサイトなどを利用すると、余計な時間をかけずに簡単に比べる事ができます。
3分ほどで終わります。
価格交渉のための相見積もりにもなるので、是非活用してください。
これは「タウンライフ家づくり」という無料の家づくり支援サイトです。
依頼のやり方などについてはこちらにまとめてあります。
悩んでいるようなら是非参考にしてください。