クレヨンしんちゃんがイメージキャラクターのレオハウス。
クレヨンしんちゃんのCMが有名でお馴染みです。
そんなレオハウスですが、実際はどのような住宅会社なのでしょうか。
リサーチしましたので住宅会社選びの参考にしてください。
その他の住宅会社も参考の為ご覧ください>>住宅会社一覧
会社概要
会社名:株式会社レオハウス
設立日:2006年10月10日
本社所在地:〒163-0637 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル37階
分類:ハウスビルダー
営業エリア:富山県内、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、岡山、広島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、熊本、大分、宮城、鹿児島
年間着工数:20棟(富山県内)
レオハウスの特徴
レオハウスは「ダスキン」や「クリクラ」などを扱っている「ナック」という会社の100パーセント子会社です。
今のところ倒産の危険性はなさそうなので、その点は安心です。
また、ローコスト住宅として秀光ビルドやタマホームとよく比較されることが多いです。
タマホームはレオハウスの親会社であるナックのコンサルティングを受けていたこともあり、戦略も非常に似ています。
レオハウスの強みやこだわり
レオハウスはタマホーム同様にローコストが一番の強みです。
ちょっと前までは坪単価20万円台ということを強調し、超ローコストを謳っていました。
しかし、最近では過度なローコストで低い坪単価を見せるよりも、「自由設計住宅」や「標準仕様の充実」、「高気密高断熱」をアピールしています。
これは長期優良住宅のニーズが増えてきており、それに対応するための策です。
「ローコスト住宅だけど長期優良住宅も意識したい」という人にはおすすめです。
レオハウスの弱みやデメリット
レオハウスは「ローコスト住宅」と「長期優良住宅」が強みと述べましたが、同じような価格で家を建てれる工務店は多くあります。
全国的に有名なハウスメーカーやビルダーで住宅会社を探すのであれば選択肢も限られますが、地元の工務店などは同価格で建てれるところもあります。
広告宣伝費などの経費は間接的ではありますが、家を建てる施主が払わされています。
このことを忘れないでください。
地元の工務店が安い理由というのはこの「広告宣伝費」にお金を使っていないからというのもあります。
地元の工務店は規模が小さく倒産のリスクもありますので、それを回避するためにレオハウスを選ぶというのは間違いではありません。
レオハウスの性能
ローコストを謳うレオハウスですが、長期優良住宅にも力を入れています。
実際にはどの程度の性能なのか数値としてしっかりと確認しておきましょう。
と言いたいところですが、レオハウスでは気密性を表すC値や断熱性を表すQ値を数値として出していません。
店長と話をしましたが、「今はデータがなく本部に測定をして数値を出してもらえるように交渉している」とのことです。
ですが、レオハウスでは長期優良住宅に力を入れ、ダブル断熱や軟質ウレタンのアイシネンを選択することもできます。
C値とQ値ともに確実にいい数値が出そうな気がするだけに残念です。
今後の測定に期待したいところです。
そこで、ダブル断熱と軟質ウレタンのアイシネンについて少し紹介していきます。
ダブル断熱
これは内断熱と外張り断熱の両方を使う断熱方法です。
もちろん内断熱や外張り断熱だけを使うのに比べて高気密高断熱になります。
「内断熱で何ミリ吹付をしています」や「外張り断熱は何ミリの素材を使っています」などと断熱性能をアピールしてくる住宅会社がありますが、ダブル断熱ではその両方のいいところを合わせ持っています。
軟質ウレタンのアイシネン
レオハウスではアイシネンという軟質ウレタンを使用しています。
日本よりも寒さの厳しいカナダで開発されたウレタンです。
軟質なので、経年劣化による割れや歪みが少なく、季節で伸び縮みする木造住宅と非常に相性がいいです。
また、場合によっては不可ですが、ダブル断熱と組み合わせてアイシネンを使えるとのことでより一層、高気密高断熱を実現しています。
ですが数値では一切出していないので本当のところの気密性や断熱性は不明なのが勿体ないです。
レオハウスのCocreaとは?
レオハウスの特徴や性能を見てきましたがどのようなラインナップがあるのか紹介していきます。
Cocrea
このラインナップは自由設計となっています。
ローコスト住宅の中には規格住宅しかなく、自分達の好きに間取りや仕様を決められないものも多くあります。
また、Cocreaではテーマ別にセレクトパックが用意されています。
- 和テイストを取り入れる
- 家族を守るホームセーフティ
- 趣味を楽しむ
- ガレージに楽しさをプラス
- 便利&充実の収納をつくる
- 自然素材にこだわる
- 子どもの5感をはぐくむ
- ペットと快適に暮らす
- 青空を手に入れる
このようにプロのアイデアとノウハウを活かしたメニューがありますので、自分達の暮らしにこだわりをプラスすることができます。
CoCoLIFE
このラインナップは規格住宅となってます。
公式サイトで確認をしましたが、標準仕様もしっかりとしたものが付いています。
誰でも住宅ローンに追われるのは誰でも嫌なものです。
借り入れを少なくするために、価格は低いに越したことはありません。
CoCoLIFEは「必要以上の見た目の豪華さ、部屋の広さ、高い性能にこだわって、住宅ローンの返済に追われてしまわないように。」と公式サイトには書かれており、「ちょうどいい価格」を謳い文句にしています。
しかし、住んでからかかるランニングコストのこともしっかりと考えておきましょう。
気密性能や断熱性能の低い家は光熱費などが多くかかってしまいます。
ローコストは建てるコストは減りますがランニングコストが高くつく傾向がありますので気を付けましょう。
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レオハウスの施工実例
ではレオハウスではどのような外観や内装なのでしょうか。
安いからといって見た目が悪いのは嫌なものです。
文章で説明するよりも見た方が早いと思いますので、レオハウスの施工事例を写真で載せておきます。
レオハウスの坪単価
ローコストということでレオハウスを検討している人も多いと思います。
坪単価もしっかりと調べました。
レオハウスで建てた人に聞いたところ、地質調査料などを含めて坪単価が40万円ほどになったとのことです。
断熱性能にこだわった場合は、坪単価が50万円台になるとのことで、坪単価60万円をみてもらえれば十分といえます。
この価格はローコスト住宅とはいえませんが、高気密高断熱を謳う住宅としてはかなり安い部類に入ります。
値引き
レオハウスではあまり値引きは聞きませんが、他のローコストメーカーや地元工務店を引き合いに出すといいでしょう。
相見積もりを用意し、しっかりと値引き交渉に備えましょう。
レオハウスのアフターメンテナンス
ローコスト住宅はアフターサービスが悪いとよく口コミや評判で耳にします。
レオハウスアフターメンテナンスは、
- 3カ月目定期点検
- 2年目定期点検
- 5年目定期点検
- 10年目定期点検
- 20年目定期点検
- 30年目定期点検
- 40年目定期点検
- 50年目定期点検
- 60年目定期点検
と、このように最大60年の長期保証が受けられます。
しかし、10年目からの定期点検ごとに有料のメンテナンスをするのが条件となります。
有料のメンテナンスをしない場合は10年目の定期点検で保証は終わりとなります。
ローコスト住宅だけではなく全体を見てもこれほど長い保証を付けているところはあまりありません。
有料のメンテナンスを受ける必要がありますが、その時にローコストゆえに高額なメンテナンスにならないのかが心配です。
レオハウスの口コミや評判
いろいろ解説をしてきましたが、実際にレオハウスの口コミや評判はどのようなものがあるのかを紹介しますので参考にしてください。
いい口コミや評判だけではなく悪い口コミや評判も確かにありました。
友達が以前レオハウスで家を建て、安かったので自分もレオハウスで建てました。
しかし、友達が建てたころよりも坪単価が高くなっているようでした。
住宅の性能が上がっているということで、気密性や断熱性が向上していると営業マンが言っていました。
思ったより高くなってしまいましたがいい家が建ったので満足しています。
レオハウスと契約をして打合せをしています。
営業マンが忙しいようでなかなか時間が合わず打合せが進みません。
一人で多くの顧客を抱えているようで対応に追われているそうです。
もう少し営業マンを増やして対応してほしいです。
家を安く建てたかったのでレオハウスに決めました。
他の住宅会社にも足を運びましたがレオハウスの人の対応が一番良かったのが決め手です。
打合せもスムーズで他の人が良く言うなかなか打合せが進まないということはありません。
時期や地域の関係でしょうか。
目立った口コミや評判は営業マンについてです。
人件費を抑えるために営業マンが少ないと述べましたが、地域によってその数が違います。
日本の多くの地域で家を建てているので、その地域ごとで若干違うようです。
展示場などに行ったときに対応してくれた営業マンが自分の担当者になります。
今どれぐらいの顧客を抱えて進行しているのか、確認するのをおすすめします。
レオハウスのまとめ
ローコストを謳うレオハウスですが、今は長期優良住宅にも力を入れています。
その分以前よりも価格が上がっているのが伺えます。
よって、性能が上がったことにより今後のランニングコストが軽減されているといえるでしょう。
特に、ダブル断熱や軟質ウレタンのアイシネンを採用しているので期待できます。
測定の数値がないのが残念です。
営業マンの対応が問題視されているケースもあるので、実際に担当になる営業マンの抱える顧客数もしっかりと聞き、後々トラブルにならないようにしましょう。
実際に契約を行う前に、必ず他の住宅会社と比較検討をする事をおすすめします。
各住宅会社によって価格やサービス、保証などが異なりますので、比べる事で自分に合ったところを選択する事が可能です。
その際には、一括見積もりサイトなどを利用すると、余計な時間をかけずに簡単に比べる事ができます。
3分ほどで終わります。
価格交渉のための相見積もりにもなるので、是非活用してください。
これは「タウンライフ家づくり」という無料の家づくり支援サイトです。
依頼のやり方などについてはこちらにまとめてあります。
悩んでいるようなら是非参考にしてください。