富山で「高気密高断熱の家を建てたい」と考えているなら、セキホームを調べないと絶対に後悔をします。
高いC値とQ値を数値として出しているので、説得力も十分にあります。
それだけではなく、坪単価も「高い」というイメージは決してありません。
そんなセキホームをリサーチしましたので解説をしていきます。
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会社概要
会社名:セキホーム株式会社
グループ企業:セキホーム技研
設立日:1935年6月
本社所在地:〒939-8075 富山県富山市今泉167-3
分類:工務店
営業エリア:富山県内
年間着工棟数:約35棟
セキホームの特徴
セキホームの特徴は高気密高断熱です。
セキホームで「冬は暖かく夏は涼しい」というのは当たり前で、坪単価もしっかりと抑えられています。
いくら高気密高断熱だからといっても値段が高ければ意味がありません。
初期投資も抑えて、ランニングコストも抑えられているからこそ意味があります。
外観も今はやりのモダンな感じなので若い世代からの支持も多いようです。
セキホームの強みやこだわり
他の住宅会社では断熱材は壁や屋根、床ですが、セキホームの断熱材は外張り断熱で壁や床、基礎です。
基礎まで断熱を行っているので、他の住宅会社に比べて断熱性能が高くなっています。
外張り断熱を使っているところは最近多くなってきていますが、基礎まで断熱材で覆っているところはほとんどありません。
また、富山市のジュートピアと魚津市の新川ハウジングプラザに展示場があるので、アクセスもしやすいです。
セキホームの弱みやデメリット
高気密高断熱のセキホームですがデメリットもありました。
それはシロアリ対策です。
セキホームは基礎まで断熱材で覆っていますが、普通の断熱材はシロアリが好む素材です。
セキホームはシロアリ対策として、「防蟻ネット」「防蟻基礎断熱材」を使っているとはいえ、壁の断熱材は防蟻仕様の断熱材ではないようです。
そこの点が少し不安に感じます。
展示場や完成見学会に行った際はシロアリ対策について突っ込んだ質問をしてみるといいかもしれません。
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セキホームの性能
高気密高断熱が特徴のセキホームですが、実際のC値やQ値はどのようなものなのか調べてみました。
C値
気密性能を表すC値ですが、しっかりと表記された数値では、
C値=1.0以下
という数値でした。
これは富山県内の他の住宅会社と比べて非常に低い値です。
富山の次世代省エネルギー基準ではC値=5.0以下、日本全国で一番基準の厳しい北海道でもC値=2.0以下です。
北海道の基準もセキホームではしっかりと超えています。
しかし、富山県内でもC値=1.0以下を出しているところは他にもありますので、気密性だけでは他の住宅会社よりも特段優れているとは言い切れません。
セキホームは、この後説明をするQ値が特段優れています。
Q値
C値のところでも書きましたが、セキホームはこのQ値が優れています。
断熱性を表すC値は、
Q値=1.61
という数値でした。
この数値を富山県で超えることのできるのは、タカノ一条ホームぐらいでしょうか。
次世代省エネルギー基準では富山の基準はもちろん、北海道基準に匹敵しています。
富山でも早い段階から外張り断熱を取り入れているので今までのノウハウが活かされた結果といえます。
「冬は暖かく夏は涼しい家」を建てたいと考えているならQ値での比較は絶対です。
その時には坪単価もしっかりと調べ、比較するようにしましょう。
セキホームのデザイン
セキホームのでサインは「モダン」「和モダン」が多いように感じます。
デザイン事務所のようなこだわったデザインまで考えてはいないが、「スタイリッシュなデザインがいい」という場合はセキホームを検討してみてもいいと思います。
ですが、1番の優先順位がデザインでセキホームを選ぶ人はいません。
あくまでも高気密高断熱の家がいいと思っている人が、「このデザインならいいかも」と思って建てているのを忘れないでください。
デザインの面だけを考えれば、デザインに特化したネイエ設計事務所やクオレホームを選ぶのがいいでしょう。
セキホームの坪単価
高気密高断熱として評判のいいセキホームですが、タカノ一条ホームのような坪単価だと太刀打ちできません。
セキホームで実際に建てている人の坪単価は50万円台が多いようです。
オプションを多く付けて、坪単価が60万円台になっている場合もあります。
目安と考えてください。
このセキホームの坪単価は、高気密高断熱を謳っている住宅会社では安いほうになります。
というのも、セキホームほどQ値が低い住宅会社はほとんどありません。
坪単価も抑えられ、ランニングコストの削減にもなるのでかなりの「エコ住宅」といえます。
よく比較される山下ホームは自然素材を使っているので、坪単価が高い傾向にあります。
自然素材にこだわらない場合はセキホームのほうに軍配が上がります。
また、セキホームのグループ会社で、セキホーム技研という会社があります。
プレカットやCADを行っている会社ですが、セキホームの関連会社で完全外注ではありません。
その分、コストが抑えられているように感じます。
値引き
建てるときの価格が安いセキホームですが、値引きもあるようです。
その時には必ず他の住宅会社の見積もりも用意しておきましょう。
相見積もりを用意しておくことにより、営業マンにプレッシャーをかけることができます。
相手の営業マンではなく、こちらが交渉の主導権を握れるように話を進めていきましょう。
セキホームのアフターメンテナンスや保証
高気密高断熱の家を建てたとしてもアフターメンテナンスや保証がしっかりしていないと将来的に不安が多いです。
セキホームの場合、グループ会社だったセキホームリフォームを平成29年に吸収合併しています。
これにより以前にもましてアフターサービスの向上が期待できます。
定期点検は、
- 1ヶ月
- 3ヶ月
- 6ヶ月
- 1年
- 2年(2年から10年まで毎年)
というように、こまめに定期点検やアフターサービスを受けることができます。
大手の住宅会社でも、「建てた後は全く顔を出さなくなった」という口コミも多く聞きますが、セキホームではそのようなこともなく安心して住み続けることができます。
また、富山県内に2箇所、展示場を建てています。
資金的にも余裕がありそうなので、今のところ倒産のリスクも少なそうです。
セキホームの口コミや評判
高気密高断熱として定評のあるセキホームの口コミや評判を調べたので見てみましょう。
セキホームで家を建てました。
高気密高断熱の家を建てた買ったのが理由です。
他にもたくさん高気密高断熱と言っているところがありましたがセキホームが一番性能が高かったです。
もっと性能がいいところもありましたが、坪単価がセキホームのプラス30万程していました。
高すぎて検討対象外でした。
暖かい家になりました。
今回建てて初めての冬を迎えましたが、実家とは違いとても暖かいです。
電気代も多くかからず満足しています。
友人がセキホームで建てました。
遊びに行ったときに自分の家との過ごしやすさの差にビックリしました。
高気密高断熱と言っているところで建てましたが自分ももう少し調べてセキホームにすればよかったと後悔しています。
家を建てるときに一番優先した項目が断熱性です。
外張り断熱にするのは決めていましたが、基礎まで断熱ということでビックリしました。
暖かい家になったので満足しています。
口コミや評判を見ると高気密高断熱に惹かれたという人が多いようです。
この性能面以外の口コミや評判はほとんどありませんでしたが、アフターサービスにおいても定評があるようです。
セキホームについて調べている人のほとんどが、高気密高断熱に興味があり、「性能と価格」の両方が優れているということがポイントのようです。
セキホームのまとめ
セキホームを検討する場合は、「高気密高断熱」が重要なポイントになってきます。
他の住宅会社と高気密高断熱で比べる場合は、C値とQ値の数値でしっかりと見ましょう。
セキホームは高気密高断熱に特化している住宅会社です。
他の住宅会社と比較しても引けを取らないでしょう。
比較するときは坪単価もしっかり確認をし性能に見合った価格か判断をしましょう。
セキホームは高気密高断熱に特化しています。
その他は、他の住宅会社と差別化ができているとは言い難いです。
その点も理解した上で、他の高気密高断熱を謳う住宅会社と比較検討して下さい。
実際に契約を行う前に、必ず他の住宅会社と比較検討をする事をおすすめします。
各住宅会社によって価格やサービス、保証などが異なりますので、比べる事で自分に合ったところを選択する事が可能です。
その際には、一括見積もりサイトなどを利用すると、余計な時間をかけずに簡単に比べる事ができます。
3分ほどで終わります。
価格交渉のための相見積もりにもなるので、是非活用してください。
これは「タウンライフ家づくり」という無料の家づくり支援サイトです。
依頼のやり方などについてはこちらにまとめてあります。
悩んでいるようなら是非参考にしてください。