アフターサービスに定評のあるオダケホームですが、実際はどのような住宅会社なのでしょうか。
特徴はもちろん、弱みなどもしっかりと調べています。
住宅会社選びの参考にしてください。
その他の住宅会社も参考の為ご覧ください>>住宅会社一覧
会社概要
会社名:オダケホーム株式会社
設立日:1979年4月
本社所在地:富山県射水市西高木1184番地
分類:ハウスビルダー
営業エリア:富山県内、石川県
年間着工数:約90棟(富山県内)
オダケホームの特徴
オダケホームの特徴は独自の3A工法です。
北陸に適した木造住宅を作ることにより、「安心・安全・安定」を備えた家を提供しています。
また、アフターサービスの評判がよく、その点からも信頼度の高い住宅会社といえます。
オダケホームの「安心・安全・安定」とは?
1つ目の安心とは、気密性能と断熱性能で高い省エネ住宅を実現しています。
エネルギーコストが低く、家計に安心です。
2つ目の安全とは、丈夫な構造で住宅を作ることにより地震や積雪などのときの為に、安全に暮らせる住宅を指しています。
3つ目の安定とは、高品質による生産体制で長く安定した住宅を指します。
以上の3つとアフターサービスがオダケホームの特徴といえます。
アフターサービスについては後ほど説明をします。
オダケホームの弱みやデメリット
次はオダケホームの弱みやデメリットを見てみましょう。
オダケホームでは「安心・安全・安定」に力を入れているということですが、逆に言えばそれ以外は他と差別化ができていません。
「安心・安全・安定」に関してもオダケホームだから特別というわけでもなく、他社でもしっかりと実践している内容となっています。
私がリサーチした限りでは「オダケホーム」のネームブランドが独り歩きしているように思えました。
完成見学会に行ったとき、接客をしてくれた営業マンが新人だったのが要因かもしれませんが、いい印象は持てませんでした。
知識も0に近い営業マンだったので余計にそう感じたのかもしれません。
しっかりと住宅に関する知識やスキルを身に着けてから接客をするように、会社としてしっかりと教育をしてほしいところです。
実際に契約をした場合、営業マンの良し悪しで家が決まるといっても過言ではありませんのでこの点のマイナスは大きいと思ます。
他の住宅会社にも言えることですが、営業マンが頼りない場合はアンケート等に名前は書かずに帰るようにしましょう。
名前を書くとその時点で担当の営業マンが決まってしまいます。
オダケホームの性能
デメリットばかり述べてしまいましたが、オダケホームの性能はどうなのかも調べました。
気密性と断熱性が建てた後のランニングコストに直結してきます。
それぞれ数値で紹介しますので見てみましょう。
C値
気密性を表すC値ですが、オダケホームの数値は、
C値=2.0以下
です。
この数値はC値=2.0を目指しているというものです。
具体的にどれぐらいのC値が出せるかは約束ができないそうです。
ですが、C値=2.0を超えることはないとのことです。
富山の次世代省エネルギー基準はC値=2.7ですが、その数値よりは低い値を出しています。
しかし、他の住宅会社比べると気密性が高いとはいえません。
気密性が高いと謳う住宅会社ではC値=2.0を切るというのは当たり前のことです。
Q値
次は断熱性を表すQ値ですが、オダケホームの数値は、
Q値=2.4
です。
この数値は富山の次世代省エネルギー基準のQ値=2.7を超えていますが、気密性同様高い水準とはいえません。
高気密高断熱を求めるなら、タカノ一条ホームやセキホーム、山下ホームがいいでしょう。
高気密高断熱に特化した住宅会社なので、より暖かい家になるでしょう。
断熱材は断熱パネル
オダケホームの断熱材は断熱パネルを採用しています。
ですが、詳しいことは公式サイトに書いてないので直接聞きました。
営業マン曰く、断熱材として使っている素材は、発泡系のものを使用しているとのことです。
あまり詳しいことは公式サイトにも載せておらず、直接聞いてほしいとのことでした。
私自身、直接伺い聞きましたがあまりネットで書いてほしくないとのことを言われたので、気になる方は直接営業マンに聞くことをおすすめします。
だいたいの家の性能はC値とQ値で判断できるので、直接聞く必要まではないかと思います。
工法や断熱材で判断するのも重要ですが、しっかりとC値やQ値など数値で確認をしておきましょう。
スポンサーリンク
オダケホームのデザイン
オダケホームの見学会には何度か足を運びましたが、モダンな感じのものが多いように思いました。
中には「和」を取り入れてあり、和モダンといえるものもいくつかありました。
- 総2階
- ボックス型
- 外観に木材を使用
この3点がオダケホームでは多く見るので、デザインの特徴といえるでしょう。
また、床材は無垢を使用している住宅も多くあり、木にもこだわりがあるのが伺えます。
モダンな家や和モダンな家が好きな人にはおすすめです。
内装も所々で木を見せており、梁見せなども得意としているようです。
オダケホームの坪単価
次はオダケホームの坪単価です。
リサーチしたところオダケホームの坪単価は50万円台が多いようです。
オダケホームで建てた人の7割ほどが坪単価50万円台で建てており、坪単価40万円台が2割、坪単価60万円台が1割といったところです。
他のハウスビルダーなどの住宅会社と比較しても「高いわけでもなく安いわけでもない」というのが私の印象です。
値引き
オダケホームでは値引きもありますが他社の見積もりがあれば交渉がしやすいです。
交渉のためにも相見積もりを用意しておきましょう。
同じハウスビルダーでいえば石友ホームやオスカーホーム、タカノホームなどを引き合いに出すといいでしょう。
オダケホームのアフターメンテナンス
オダケホームの魅力の一つはこのアフターメンテナンスと言ってもいいかもしれません。
「安心保証30システム」というサービスを実施しています。
このアフターサービスは引き渡し後の30年、定期訪問と定期検査をするというものです。
問題が起きた箇所の対応はもちろんですが、その他の管理維持に関するメンテナンスやアドバイスを受けることもできます。
しかし30年の長期保証を受けるためには10年目と20年目に有償のメンテナンス工事が必要となります。
オダケホームのアフターサービスを時系列で表すと、
- 2ヵ月:定期点検
- 6ヵ月:定期訪問
- 1年:定期点検
- 1年半:定期訪問
- 2年:定期点検
- 4年:定期訪問
- 6年:定期訪問
- 8年:定期訪問
- 10年:定期点検、有償メンテナンスによる継続
- 15年:定期点検
- 20年:定期点検、有償メンテナンスによる継続
- 25年:定期点検
- 30年:定期点検
となっています。
この保証内容は構造耐力上主要な部分、雨水の侵入を防止する部分、防蟻となっています。
また、オダケホームで建築した人は「安心パートナークラブ」の会員となり、住まいに関する各種サービスや特典を受けることができます。
また、3カ月に1回、広報誌の「こみゅにけーしょん」を届けてもらえ、住宅に関するタイムリーな情報を入手できます。
このようにオダケホームのアフターサービスは豊富で、口コミなど評判がとてもいいです。
家の性能などよりもこういったサービス面が広く受け入れられているのかもしれません。
建てるときよりも建てた後のことを考えるとオダケホームの魅力がより感じられます。
オダケホームの口コミや評判
では、実際の口コミや評判はどうでしょうか。
調べましたので見てみましょう。
オダケホームで家を建てましたが、建てた後のアフターサービスが早く対応がいいです。
よくオダケホームはアフターサービスが他よりも優れていると聞いていましたが、建ててみるとそれがより実感できました。
今後のことを考えるとオダケホームで建ててよかったです。
建てた後に修理が必要な箇所が出てきました。
迅速な対応をしてもらえたので助かりました。
オダケホームで建ててよかったと思います。
広報誌に毎回返送用のハガキが入っています。
これおかげでアドバイスなどをもらえるので助かっています。
しっかりと悩みを聞き相談にのってもらえるので安心感があります。
家を建てるときの条件としてある程度信頼のおけるところで建てたいというのがありました。
断熱性能などは他の会社のほうがよさそうだったり高気密高断熱にも興味がありましたが、オダケホームを選びました。
性能だけを求めるのではなく信頼も重要だと思います。
このようにアフターサービスについての口コミやいい評判が多くありました。
中には性能面で少し見劣りするという口コミもありました。
家を建てるときに信頼できる会社を選ぶというのはとても重要なことです。
その点では、建てた後の対応がいいオダケホームは安心ができます。
オダケホームのまとめ
オダケホームは高気密高断熱を謳った住宅会社ではありません。
高気密高断熱がいいのであれば、タカノ一条ホームやセキホーム、山下ホームがおすすめです。
オダケホームよりも気密性能や断熱性能にこだわりを持っています。
特徴でも述べたように「安心・安全・安定」がオダケホームの強みです。
建てるときはもちろんですが、建てた後のアフターサービスも他社よりも力を入れており、対応も迅速です。
長く住むからこそ将来のことを見据えて住宅会社を選ぶ必要があります。
信頼のおける住宅会社を選びたいというのであればオダケホームはぴったりだといえます。
実際に契約を行う前に、必ず他の住宅会社と比較検討をする事をおすすめします。
各住宅会社によって価格やサービス、保証などが異なりますので、比べる事で自分に合ったところを選択する事が可能です。
その際には、一括見積もりサイトなどを利用すると、余計な時間をかけずに簡単に比べる事ができます。
3分ほどで終わります。
価格交渉のための相見積もりにもなるので、是非活用してください。
これは「タウンライフ家づくり」という無料の家づくり支援サイトです。
依頼のやり方などについてはこちらにまとめてあります。
悩んでいるようなら是非参考にしてください。