富山以外でも幅広く活躍をするステーツ。
ローコスト住宅としてよく知られていますが、どのような住宅会社なのでしょうか。
リサーチしましたので住宅選びの参考にしてください。
その他の住宅会社も参考の為ご覧ください>>住宅会社一覧
会社概要
会社名:株式会社ステーツ
設立日:1992年年4月
本社所在地:〒950-0148 新潟県新潟市江南区東早通1-1-40
分類:ハウスビルダー
営業エリア:富山県内、新潟、石川、福井、長野、山梨、埼玉、京都、愛媛、香川
年間着工数:約45棟(富山県内)
ステーツの特徴
ステーツの特徴は「良い住宅を、誰もが買えるちょうどいい価格で」です。
これは公式サイトにも書かれており、自由設計と規格型住宅の2種類の商品を用意することによって、様々な人のニーズに対応しています。
標準仕様の設備もしっかりと充実していますし、何といっても「コミコミ価格」というのがわかりやすくて評判です。
逆に「コミコミ価格」に含まれていないものとしては、
- ガス配管工事
- 浄化槽設置工事
- 解体工事
- 造成工事
- 外構工事
などがありますので気を付けてください。
ステーツの強みやこだわり
ステーツの強みは、価格が安いことで、いわゆるローコスト住宅というものです。
ただ安いだけではなく、「コミコミ価格」ということで見積もり内容がわかりやすく、契約後に大幅な価格アップがあるということはありません。
ローコスト住宅を謳う住宅会社でもオプションを付けないと、まともな家にならないというケースがあります。
契約をしてから単価を上げるという方法ですので気を付けましょう。
実際に契約をした人の話を聞いてもステーツではあまりそのようなことはないようです。
また、価格の割に魅せ方が上手という口コミも多くあるので、価格が安いからといって見栄えが悪いということはなさそうです。
ステーツの弱みやデメリット
価格の安いステーツですがデメリットもあり、それは「施工」です。
住宅価格が安い理由は、大工の賃金が安いことや未熟な人材が多いからではないかと言われています。
なので、手抜きとまではいきませんがしっかりとした施工ができていないという場合が多くあるようです。
ですがこのような噂が広まったため、今はしっかりと施工管理を行い改善していると営業マンに言われました。
昔ほど大工による技量の差がないように思えます。
一度広まった口コミや評判はなかなか消えないのでこの点の向上に苦労しているそうです。
ステーツの性能
ローコスト住宅のステーツですが、冬は寒く夏は暑い家だととても住めたものではありません。
C値とQ値の数値としてしっかりと確認をしておきましょう。
営業マンの営業トークよりもよっぽど信用ができるでしょう。
C値
気密性を表すC値ですが、ステーツでは気密測定を行っていなので数値は分からないとのことでした。
ローコスト住宅なのでいい数値ではないのでしょう。
高気密を求めるなら他の住宅会社で検討するのがよさそうです。
Q値
断熱性を表すQ値ですが、商品ラインナップによって違います。
デザインの家ONE's(ワンズ)とタフネスの家G-HOUSEの数値はQ値=2.0
省エネの家SUS±INA(サスティナ)の数値はQ値=1.7
スタンダードハウス WITH(ウィズ)と二世帯の家はQ値=2.1
とのことです。
一番数値のいい省エネの家SUS±INA(サスティナ)ではQ値=1.7です。
この数値は富山の次世代省エネルギー基準の数値を大きく下回っていますが、高断熱とはまだ言えません。
しかしながらローコスト住宅として見れば高い水準だといえます。
断熱性能によって住宅の価格は大きく上昇しますが、ステーツでは価格を抑えつつある程度の断熱性も兼ね備えています。
高断熱の家がいい場合は、タカノ一条ホームやセキホーム、山下ホームを検討するといいでしょう。
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ステーツの商品ラインナップ
ステーツには自由設計住宅と規格型住宅があります。
どのようなものがあるのかを紹介していきます。
自由設計住宅
自由設計住宅の商品は5つあります。
デザインの家 ONE's(ワンズ)
この商品は他の商品に比べ、デザイン性が高いものとなっています。
オシャレなデザインを好みで選べるのでより個性的な家にしたい人のはぴったりです。
タフネスの家 G-HOUSE
この商品は耐震、制震、耐候性にこだわったものとなっています。
富山ではあまり大きな地震がありません。
しかし、石川や新潟では度々地震により被害が出ています。
将来のことを考え、地震による不安を和らげる意味でもこの商品を選ぶ人も多いそうです。
省エネの家 SUS±INA(サスティナ)
この商品は性能でも見てもらったように、断熱性のが他の商品と比べて高いです。
断熱性能がいいということは、冷暖房の光熱費が安く抑えられるということです。
建てた後のランニングコストを考えるならこの商品を選ぶことをおすすめします。
しかし、他の商品ラインナップに比べて断熱性能がいいというわであり、他の住宅会社と比べて高いということではありません。
断熱性ので選ぶ場合は他の住宅会社と比較検討をしましょう。
スタンダードハウス WITH (ウィズ)
この商品は価格を抑えたラインナップです。
特に目立ったところはありませんが、ローコスト住宅らしい低価格での提供となっています。
二世帯の家
最近では少なくなってきましたが、2世帯住宅を考えている人向けの商品です。
特に詳しいことは書いてありません。
スタンダードハウスと同じく価格を抑えたものでしょう。
規格型住宅
規格型住宅には名前の付いた商品がありません。
特徴だけを紹介していきます。
まずはメリットですが、自由設計住宅よりも価格が安いことです。
間取りや設備があらかじめ決まっており、同じ構造の住宅を量産することによってコストお抑えています。
また打合せ時間の短縮や工事も同じ規格で建てるので早く終わります。
モデルハウスと同じになるので理想と現実がかけ離れることがなく、失敗しにくいといえます。
次にデメリットですが、間取りや設備が変更できません。
このことを考慮して規格住宅をあきらめる人が多いです。
それと同じく、あらかじめ決まったものでしか外観も選べないので個性がなくなります。
間取りに制限があるので土地によっては建てることができないので気を付けてください。
このメリットとデメリットを理解して、それでも良ければ規格住宅で検討してもいいと思います。
ですが私は規格住宅ではなく自由設計住宅をおすすめします。
これから長く住み続ける家なので、思い入れを持って作るということはとても大切な要素です。
ステーツの坪単価
ステーツの坪単価は商品ラインナップによって異なりますが、坪単価30万円台で建てている人が多いようです。
省エネの家SUS±INA(サスティナ)は断熱性能を上げているので坪単価40万円台になると思います。
仕様やオプションなどによっても変動しますので参考までにと考えてください。
ローコスト住宅らしく坪単価が低いので資金に余裕のない人でも家を建てることができます。
やはりこの安い坪単価がステーツの強みです。
値引き
坪単価が安いステーツですが、この1社だけで決めずにしっかりと他のローコスト住宅でも相見積もりを取りましょう。
少しでも値段を引いてもらえるようにしっかりと交渉材料を揃えるようにしてください。
ステーツのアフターメンテナンス
ローコスト住宅のステーツですが建てた後のアフターサービスはどうでしょうか。
安いと不安という人も多いと思いますので調べてみました。
- 1カ月訪問
- 2年目点検
- 5年目点検
- 10年目点検
- 15年目点検
- 20年目点検
となっています。
また、構造耐力上主要な部分と雨水の侵入を防止する部分、防蟻については初期保障ということで10年間の保証が付いてきます。
ですが、このアフターサービスはどれも当たり前と言ってもいいないようです。
特に優れたポイントではありまあせん。
ステーツで家を建てたという人の口コミや評判を見る限り、「アフターは放置」ということも書いてありました。
ローコスト住宅にアフターサービスでの満足度は期待できないとのことです。
ステーツの口コミや評判
ローコスト住宅で値段に魅力のあるステーツですが、アフターサービスでは悪い噂も耳にします。
口コミや評判をまとめてみましたので参考にしてください。
ステーツで家を建てました。
ローコスト住宅ということで安っぽく見えないか心配でしたが、完成してみるととても上品な感じで安っぽさがありません。
友達は他のローコスト住宅で建てましたが安っぽく見えます。
ステーツで家を建ててよかったと思います。
ステーツの営業マンが丁寧で気に入りました。
内装や外観などいろいろ提案をしてくれるので個性的な家になりました。
価格が安いことで選んだステーツですが、安く見えないので嬉しいです。
引き渡しがバタつきました。
もう少し段取りよくしてほしかったです。
引き渡し前日までゴミが散らかり片付いていなかったのも残念です。
アフターサービスがダメです。直してくれと言っても全然訪問する気配がありません。
安いので建てたらそれでおしまいということでしょうか?
安かろう悪かろうということですね。
このように価格面で満足している人もいれば、安いゆえの対応に不満があるという口コミもありました。
この価格は魅力的ですが、アフターサービスを考えると不安な要素はどうしても残ります。
ステーツのまとめ
価格を抑えて家を買いたい人におすすめですが、アフターサービスの評判がよくありません。
ローコスト住宅を謳う会社ですが、商品ラインナップが豊富で自分に合ったものを見つけやすいと思います。
ランニングコストを考えた場合はローコスト住宅らしく、ある程度覚悟が必要です。
初期投資を抑えるか、ランニングコストを抑えるかはよく考えて判断してください。
実際に契約を行う前に、必ず他の住宅会社と比較検討をする事をおすすめします。
各住宅会社によって価格やサービス、保証などが異なりますので、比べる事で自分に合ったところを選択する事が可能です。
その際には、一括見積もりサイトなどを利用すると、余計な時間をかけずに簡単に比べる事ができます。
3分ほどで終わります。
価格交渉のための相見積もりにもなるので、是非活用してください。
これは「タウンライフ家づくり」という無料の家づくり支援サイトです。
依頼のやり方などについてはこちらにまとめてあります。
悩んでいるようなら是非参考にしてください。